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2007年02月01日

▼ うどんの歴史

 うどんをいつごろから食べるようになったかは、今のところはっきりわかって
いません。それは、「うどん」という言葉の語源が定かではないからです。室町
時代にうどんらしき食べ物があったという説があります。          
                                    
 しかし、うどんが本格的に登場するのは、江戸時代です。江戸初期は、そばよ
りうどんの方が人気を集めていました。ただ、その頃は、まだ醤油が普及してい
ないことから、味噌煮込みうどんが主流だったようです。          
                                    
 また、当時は、うどんを干して乾めんにする技術がなかったので、手打ちの生
めんを使っていました。ですから、店で食べるしかなかったのです。もちろん、
農家では材料が手に入るものの、うどんはぜいたくな食べ物で、年に数回、祭り
や祝い事で食べる程度だったそうです。                  
                                    
 江戸時代の中期以降、江戸でそばがうどんを押しのけたのに対し、上方ではう
どん文化が成熟していきました。というのは、北前船で蝦夷、東北地方から質の
いい昆布が手に入ったため、今の関西うどんの原形ができあがったのです。  
                                    
 夜、屋台でうどんを売る商いも登場し,江戸では夜鷹そばといわれていました
が、上方では「夜叫うどん」、あるいは略して「夜叫」と呼ぱれていました。年
配の人ならご存じだと思いますが、終戦直後、チャルメラを吹いて屋台を引いた
中華そば屋のことを「夜叫そば屋」と呼んでいました。これは、夜叫うどんから
取った名称です。                            
                                    
 関西うどんというと、まず思い出すのが「鍋焼きうどん」と「きつねうどん」
です。鍋焼きは墓末、きつねは明治の初めと、その歴史は案外新しいのです。 
                                    
 また、上方とは違ったうどん文化を作り上げたのが、四国の讃岐。ここでは、
小麦、醤油、塩、いりこだしと、うどんの原料が豊富だったことから、うどんが
発展したといわれています。                       
                                    
 讃岐うどんの歴史は弘法大師まで遡るという説もありますが、普及したのは江
戸の元禄時代からです。しかし、現在、香川県が日本一のうどん王国であること
は間違いありません。                          



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