2007年03月13日
▼ チーズの歴史
チーズは、アラビア商人のカナナという人が偶然発見した食べ物といわれてい
ます。カナナは、羊の胃袋で作った水筒にミルクを詰めて、それをラクダの背中
に縛って旅をしたそうです。
そして、旅の途中でミルクを飲もうと水筒に口をつけたのですが、ミルクが出
てきません。そこで水筒を破って中を見ると、ミルクは白く固まっていました。
カナナが白い塊を恐る恐る口に入れてみると、素晴らしい味がしたといいます
アラビアで生まれたチーズは、ギリシャを経て古代ローマに伝わり、大切な食
べ物として花開いたのです。当時は、羊や山羊の乳、今でいうシェーブルという
チーズを作っていたといわれています。
ローマ軍は、紀元前1世紀頃、ガリア地方(現在のスイス、フランス、ベルギ
ー)を征服しましたが、このときチーズの作り方をフランスなどに伝えたのです
フランスに伝えられたチーズの中で、2000年以上の歴史を誇るのがロック
フォールというブルーチーズです。
ロックフォールは、世界三大ブルーチーズの1つとして、多くのファンがいま
す。このチーズは、フランスの南の山岳地帯にあるロックフォール村で作られて
います。この村の岩山にある無数の洞窟、そこがロックフォールの熟成する“寝
室″なのです。
そして、日本でも人気の高いカマンベールは、意外なことにまだ200年の歴
史しかありません。カマンベールは、フランス北部のノルマンディ地方のカマン
ベール村が発祥の地です。
1791年、ナポレオンー世がこの村に進軍したとき、アレル夫人という人が
作ったチーズを大変気に入り、「トレビアン」と夫人にキスをおくったそうです
そして、チーズに村の名前を付けることを許したというのです。
しかし、カマンベールがパリに進出するのは、それから100年後のこと。ノ
ルマンディとパリの間に鉄道が開通して、チーズの運搬が容易になってから白か
びのクセのある味を知ったパリっ子の間で、カマンベールはどんどん売上を伸ば
し、一気にシェアを拡大したのです。
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