2007年03月25日
トマトの赤に秘められたパワー
真っ赤に完熟したトマトは、いかにも美味しそうです。トマトの色は、カロチ
ン類の「β-カロチン」と「リコピン」という色素コンビによって赤くなってい
るのです。
ヨーロツパには「トマトが赤くなると、医者が青くなる」という古い諺があり
ます。つまり、トマトが収穫されると、病人が少なくなるというわけです。
この諺は、本当のことだったのです。トマトの赤い色素は、最近になって、私
たちの健康に大きなプラスをもたらしてくれることがわかってきました。
β-カロチンは、体内でビタミンAに変わることから、その有用性については
広く知られています。しかし、リコピンは、ビタミンAに変わる性質がないため
これまで栄養素としては軽く見られてきました。ところが、近年、リコピンには
β-カロチンに優るとも劣らないパフーがあるということがわかったのです。
それが、リコピンの抗酸化作用です。リコピンは、体内で活性酸素が増えるの
を抑え、体内組織が酸化する障害から守ってくれるのです。しかも、パワーは強
力です。リコピンの抗酸化能力は、ビタミンEの100倍、β-カロチンの2倍も
あるといわれているのです。
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